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イタリア車修理ファイル 【アーカイブ】



フィアット パンダ ハロゲンヘッライトバルブへ変更 ........... 04/05/03



知っていらっしゃるパンダオーナーの方も多いかと思いますが、ヘッドライトが暗くて・・ という声を最近でもよく聞きますので改善方法をご紹介します。

右の丸い球が純正バルブ(45w/40w)になります。殆ど天然記念物モノです(笑)現在も純正供給はこちらです。
それを左のハロゲンバルブ(60w/55w)に変えるだけで驚くほど明るくなります。ですがH‐4Eという旧型の台座形状の為入手が難しい面があります。ですから当店では常に在庫するようにしております。

※ただし93年頃以前の車両はヘッドライトリレーを使用していない為、ヘッドライトスイッチの接点が焼けて接触不良になる事がありますので同時にりレー回路の増設をお勧めしています。




フィアット X1/9 タイロッドアームジョイント製作取り付け ........... 04/04/17 



ステアリングタイロッドエンドボールジョイント部にガタが出てステアリングの遊びが大きくなった為の交換でした。
前期型のパーツ供給がどうしても困難でしたので後期型US仕様のパーツにジョイントを製作し取り付けました。




フィアット パンダ マニュアルミッション内部シンクロ変磨耗 .......... 04/04/03



3速へのシフト時、ギヤ鳴りがするということでお客様は恐々シフトをしていたそうです。3速のシンクロナイザーリング(ギアとギアを同調させて入り易くする機構)が磨り減っている可能性が高くミッションのオーバーホールをすることにしました。

分解してみるとのシンクロナイザーリングの表面加工された部分が剥離して広範囲で欠落していた為にシンクロが機能していなかった様です。またミッション内部全体を見ても金属同士の当たり面が通常使用では考え難いような負荷がかかったような痕跡があり、オイル管理が悪い時期があったことがうかがえました。それが剥離した原因の可能性も考えられます。
元々パンダやA112に使われるミッションははシンクロが弱い為、オイル交換のインターバルを短めにすることをお勧めします。2万kmに1度は交換したいものです




アルファロメオ 156 フロントサスアッパーアームブッシュのヘタリ .......... 04/03/07



走行中段差を超えるとコトコト異音がするということで入庫しました。
フロントサスペンションアッパーアームのブッシュがヘタリ、遊びが出来てしまった為異音が発生していました。10万kmを越える車両ということもありますが、硬めのサスペンションキットを装着していたこともラバーの劣化を早めてしまった要因と思われます。アッパーアームに限らず足回りのブッシュ類が劣化するとホイールアライメントにも狂いが出てしまいタイヤの変磨耗が顕著になりますので注意が必要です。




アルファロメオ 156 ドライブシャフトブーツ他車種用流用 .......... 04/03/07 



ドライブシャフトブーツが切れた車両でしたので簡単にブーツ交換でいけると思っていましたら、なんとアルファ156はドライブシャフト丸ごと1本でのパーツ供給しかない事が判明しました。
それでは非常に高額になってしまいますのでお客様の了解のもと、他車種で適合出来そうなブーツを探すことにしました。
色々手を尽くし寸法的に流用可能な他車種のブーツを取付けることが出来ました。写真の通りブーツの形状の違いがお判りになれるかと思います。




ランチア デルタ コレツィオーネ サーモスタット不良 .......... 04/02/16  



渋滞も無くスムーズに走行していると水温が50度以下に下がり、ヒーターのはほとんど効かなくなると言う事で入庫しました。

サーモスタット(シャフト軸のズレが原因)不良により弁が閉じ切らなくなっていました。低い水温の状態からラジエターへクーラントが循環してしまい冷え過ぎてしまうオーバークールの典型例です。




アルファロメオ GTV TB クラッチレリーズ、マスターシリンダーオイル漏れ .......... 04/02/01



ブレーキ警告灯が時々点灯するということで入庫しました。結局クラッチマスターからのオイル漏れが原因でした。クラッチを作動させる油圧システムもブレーキフルードタンクのフルードを共用している為、タンクののフルードが減り点灯に至りました。フルードもきらす寸前でクラッチが切れなくなる症状が現れるところでした。

取り外してみると非常にフルードが劣化していました。長期交換がされていなかったことがうかがえます。新車から1度もカも知れません。劣化したフルードはマスターシリンダーとレリーズシリンダーの内壁やピストン内部を侵食し、マスターとレリーズの交換時期を確実に早めます。やはり今回レリーズからも漏れが始まってました。
ブレーキフルードと同じく2年または車検ごとのクラッチフルード交換が望ましいです。




アルファロメオ 164 キーレスエントリー取り付け .......... 04/01/10



当店で取扱いをはじめた「To FiT 」。アルファロメオやフィアットにも純正オプション採用されている集中ドアロックリモコンシステムを取り付けました。この車両はオプションの作動時ファザード連動機能(アンサーバック)も取付けました。

この「To FiT 」は輸入車のほとんどに取り付け可能です。キーレスエントリーのない方や純正が故障して高額の修理代がかかりそうな方へお勧めです。




ランチア デルタ エボルツィオーネT 半クラッチ多用によるディスク破損



クラッチオーバーホール後600kmでクラッチディスクがご覧の通り熱により炭化しブローしてしまいました。

クラッチペダルに常に足を乗せる癖があるオーナーの方だという事がわかってきました。クラッチO/Hする前はペダルが重かった為問題にならずに済んでいた様です。O/Hした際の各部給油によって軽くなったペダルの為、知らず知らず微妙に半クラッチ状態が続き、急激に高温になり繊維が分離してしまいました。




ランチア デルタ エボルツィオーネU ヒーターバルブよりクーラント漏れ



ヒータバルブからのクーラント漏れです。ヒータバルブのプラスチック成型の継ぎ目から漏れていました。イタリア車お決まりといった感じでパンダをはじめアルファ155あたりも必ずといっていいほどダメになってしまいます。

エンジンルームからはクーラント漏れてなさそうなのにクーラントリサーブタンクの減りが早いなんて時はこの症状の可能性ありです。





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